お一人様
最近とある方と話す機会が有り、今このお一人様に注目していると言う話を聞きました。また、私の友人でも老後の為「個人年金」に入ろうか悩んでいると言う話も聞きました。
どちらにも共通していた話題は「お一人様」で老後についてどの様に年金を積み立てて行くかと言う話でした。前者の場合は、不動産投資により老後の資金を積み立てると言う話でした。いわゆるワンルームマンションの投資です。
私自身は不動産投資には否定的なんですが、実際に不動産投資を上手くやって、資産を増やしている方もおります。つい最近でも普段はサラリーマンをしているが、不動産投資も行っており、どういう風に申告するかと言った様な税務相談が有りました。
最近は減りましたが、一時期はワンルームマンションの投資話を何処で調べたのか携帯にかけて来る業者が多かったです。
サラリーマンの不動産投資については、確かに節税効果は有ります。ただ、その分お金が出て行っている事は間違い無いのでそれが良いか悪いかと言えば自己判断になります。不動産業者の方はマンションを売れば仲介手数料が得られるので、その辺は言わないとは思いますが…
投資と言うぐらいですから、最後は自己責任です。もし入居者が入らない場合で売ろうとしても売れなかった場合は、投資金額を損する訳です。まぁそれは最悪の場合で半値で売れた場合は半値分損するだけです。勿論入居者が入った場合は、それで家賃収入を得られる訳ですから、それに越した事は有りません。
お一人様については、もう一つ問題が有ります。
先程地域雑誌を読んでいたら、孤独死と向き合うコミュニティみたいなコラムを見つけました。現在問題になっているのは、孤独死です。全く親族が居ない場合と親族が居るが疎遠になっている場合が有ります。
相続の観点から見るとどちらにしても遺言をオススメします。相続発生した場合、相続人の捜索に手間がかかる上相続人が放棄する可能性が低いです。もし孤独死を迎えられる前にそこでコミュニティを形成していた場合は、そのコミュニティにおいてお世話になっている人に財産を渡してあげたいと思うと思いますので、遺言をオススメします。
どちらにしても最近はコミュニティの形成が希薄になっている様な気がします。マンションに住んでいても隣の人の顔を知らない事も多々有ると思います。
…とこの話をすると長くなりますので、今日はこの辺で…
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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