簿記講師(続編)
こんばんは。大阪市西区の税理士事務所、門田会計事務所です。
少し前に簿記の講師をしていた時の生徒から、簿記に興味を持ったので検定を受けたいとの相談が有りました。
前に教えていた簿記は「実務」で使う簿記で、いわゆる資格の「簿記」とは少し異なります。
「簿記」と言うくくりでは全て基本的には一緒なのですが、私の経験上「簿記」は3つに分かれています(かなり主観的です)。
「実務」で使う簿記と大学等で教える学術的な「簿記」といわゆる資格の「簿記」です。
大学等で教える学術的な「簿記」については、会計学者等によって研究されている分野で有り、前に書いた割引手形の法的性質など「法律の分野」も絡んでくると考えています。
「実務」で使う簿記については、生きていますので日々変化していきます。またどの本を見ても載っていない勘定科目も出てきます。実務上で培われた簿記です。会計と言うより商売の為に使っているという感覚です。
検定の簿記は、上記の2つの中間の性質を持っていると思います。
簿記検定を持っているが実務に役に立たない事が有るのはその為だと思っています。実際に簿記検定(2級)を持っていて、実務が出来なかった人を見た事が有ります。
それは、おいといて・・・・
簿記検定の参考書について質問が有りました。
私自身がオススメするのはズバリ「専門学校が出している検定本」です。特に大原とTACはオススメです。
まず誤植が少ない。そして情報量が多く、試験に出やすい部分が詳しいなど正に試験用に作られています。
別に回し者と言う訳では有りませんが、単純にそう思います。
簿記検定やFP(ファイナンシャルプランナー)を受けようと思っている方が、もしいらっしゃるんで有れば、いつでも講師を受け付けています。ホームページのお問い合わせフォームよりお願いします。あ、一応実務簿記だけでなく検定も教える事は出来ます。
先程資格の家庭教師のサイトを見ていて、昔登録していた事を思い出し宣伝を書きました。学生時代、個別指導していたのを思い出して・・・実は数学や理科も得意なのでいつか余裕が出来たら、塾に行けない子供達に色々教える事が出来たらと思っています。
最後は簿記とは関係無い話になりました(汗)。
では失礼します。