租税滞納状況
早いもので7月も今日で終わりですね。
皆さん、7月はどうでしたか?やっぱり夏だけあって暑い日が多かったですね。明日から8月。税理士試験も上旬に有ります。受験生の皆さん、暑さに負けず頑張って下さい!!
本日、国税庁のホームページで平成24年度の租税滞納状況が発表されました。たまたま、昨日お客さんとこの滞納の話になったので、今日はこの滞納の話を取り上げようと思います。
この発表によると…
〇 滞納整理中のものの額は、平成11年度以降14年連続で減少
〇 消費税の滞納整理中のものの額は、平成12年度以降13年連続で減少
ちなみに滞納整理中のものの金額は1兆2,702億円ある様で、このうち消費税が一番大きく3,960億円ある様です。
滞納中で1番多いのが消費税3,960億円、次に申告所得税3,520億円、源泉所得税2,402億円、法人税1,635億円、相続税1,156億円、その他28億円となっています。
また、新規発生滞納額は5,935億円(うち消費税3,180億円)です。
これは国税の話ですが、地方税においても滞納に関して整理がかなり進んでいるものと考えられます。財政も厳しい状況が続いているので、いわゆる「取立」も厳しくなってきていると聞いています。
たまに、周りの会社は税務調査入っていないけど、自分の所は何故か税務調査入ると言う話を聞きます。これは偶然です(税務署曰く、税務調査には一定の基準があるようです)。
確かに税金を払うのはイヤかも知れませんが、それでも国や地方公共団体からサービス等を受けている以上支払う必要は有ります。支出に透明性が無いと言うのも1つの原因かも知れませんが、その話は今回の話と別の話で、その話をしだすと非常に長くなりますので、今回は書きません。
ただ、税金を支払いについて、公平に扱う様滞納はなるべく少なくする様頑張って欲しいものですね。
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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