成年後見人の研修
昨日成年後見人の研修を受けてきました。成年後見制度は前もブログで書いたかも知れませんが、いわゆる認知症の人の身上管理と財産管理になります。当事者が不利益にならない様に大きな契約等について本人に代わって契約をする人を指します。ノーマライゼーションが叫ばれる世の中、本人の生活や意思を尊重しながら足りない部分についてそっと手を添えるのが成年後見人です。
これから少子高齢化社会になってきて、成年後見人の需要もかなり高まってくると思われます。成年後見人になる人は親族が多かったのですが、専門家の割合が非常に増えてきているみたいです。更に地域で支えると言う考え方から市民で成年後見人になる方も増えてきている様です(成年後見人に特別の資格は必要有りません。しかし、本人に直接的に影響が有るので社会的信用も大きい弁護士・司法書士・税理士等の専門家が成年後見人になる人も多い様です。また、税理士の使命の1つとして国家資格として仕事をしている以上社会的責任を果たす事が挙げられます。この社会的責任を負っているので、成年後見人になるのは当然の使命でも有ります)。
ただ、この成年後見人の仕事自体10年単位で行う仕事だと思っています。個人的には若い人(少なくとも60歳未満の人)がなり手となって行うべきだと思っています。勿論体力的にも余裕のある若手がこの仕事には適任だと思っております。
これから成年後見を専門にする税理士さんも出てきてもおかしく有りません。若手で税理士で独立を考えている方は、こういう専門分野と言うのも良いかも知れません。また、個人所得税や資産税に強ければ、成年後見とセットで専門分野にしても良いかも知れません。
いつかそう言う税理士事務所も出てくるかも知れませんね。
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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