租税教育と金融教育

平成23年の税制改正大綱において「租税教育の充実」が掲げられており、税理士会、政府官庁等力を入れています。日本の将来を担うのは現在の子供たちです。その中でも教育は非常に大切です。私管理人は税理士として租税教育、ファイナンシャルプランナーとして金融教育の責任を負っていると思っています。

学生時代に租税教育や金融教育受けていれば良かったと後悔しております。金融教育は「お金」に関わる教育で「お金=悪」と考えている方には、少しイメージが悪いかも知れませんが生活していく以上必要なモノであり、学生時代から教育する必要があると思います。

また、現在国の財政はかなり厳しいものが有り、そのため消費税の増税が検討されています(国の財政を圧迫しているのが社会保障費で有り、それが増加している事に対処する為に消費税の増税をするとされています)。消費税が8%になる事は決定事項であり10%になる事は検討事項です。どういった国のあり方を目指していくかを考えるのが租税教育です。

消費税を上げるのが良いかそれ以外で賄うのが良いのか。また、お金持ちにかける税金の方が良いのか、広く課税する方が良いのか。そこにも様々な問題が有ります。明確な答えは無いので、それは租税教育を受けた子供たちが「次世代にどういう社会を作って行きたいか」と言う考え方で答えが自ずと出てくるものですよね。この様にこれからの社会を作るため、金融教育も租税教育も必要性が高いと個人的には思っております。

ではでは。

 

大阪市西区税理士FP事務所、門田会計事務所。

所得税法人税消費税贈与税相続税申告税務相談。経理・記帳代行の会計相談。家計相談等のファイナンシャルプランナー相談。その他簿記・FP・証券外務員・ビジネス実務法務等の各種検定の講師等については当事務所まで。

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