旧姓?新姓?

こんにちは。大阪市西区の税理士・FP(ファイナンシャルプランナー)事務所、門田会計事務所です。

今回の確定申告でよく聞かれた質問で「昨年A市だったのですが、今年B市に居ます。申告はどちらでしたら良いのですか?」や「昨年はCと言う苗字でしたが、結婚してDと言う苗字になりました。どちらで申告したら良いですか?」という質問です。

実はこれも国税庁のホームページに書いているのですが、そこまで細かく調べる人は居ないかもしれませんので、ここで書いておきます。

全て申告時の住所・氏名になります。

ですので、上記の質問ですと「B市で申告する」ことになりますし、「結婚して改姓した後のDで申告する」ということになります。

ただ、ここで注意していただきたいのは税金が還付される場合です。

税金の還付を受ける際は、還付先の銀行の口座を申告書に書くことになりますが、申告者と還付先の銀行の口座名が異なっている場合、税務署からの振込みが出来ないので、還付先の銀行の口座を結婚して改姓した後の口座名にする必要が有ります。

なので、還付で申告する場合は少し申告自体遅れる可能性が有りますね。

確定申告の内容では無く、手続き上の質問事項もかなりあると思います。

例えば医療費の領収証は必ず添付しないと駄目と思ってはいませんか?

医療費の領収証については添付又は「提示」でも良いとされているので、領収証を税務署に出して、返してもらうことが出来ます。

郵送で確定申告をする際は、返信用封筒と医療費を返して欲しい旨を書いて郵送すれば医療費の領収証は返ってきます。

ただ、全ての添付書類に当てはまるわけでは無く給与の源泉徴収票については添付が要件になっていますので、返すことは出来ません。

この様に、添付で無いと駄目な書類、添付で無くても提示でも良い書類等有ります。また、電子申告については、要件が異なってきますので注意して下さい。

詳しくは、またお近く税務署又は顧問税理士にお聞き下さい。

ではでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

税務

前の記事

生活費の一括送金。
税理士

次の記事

監査意見書