起業のススメ?

こんばんは。大阪市西区の税理士・FP(ファイナンシャルプランナー)事務所、門田会計事務所です。

先日ネットのニュースを見ていると起業をする数が15年前と比べて半分の人数になっているとの記事が有りました。大きな原因は不況と先行き不安でしょうが、それ以外にも何処か「事業に失敗すると落第者のレッテルが貼られることやリカバリーが難しい環境にある」と言うのも一因かも知れません。もちろん失敗することを前提に起業をして下さいと言っている訳では有りません。しかし、事業は成功する時も有れば失敗もします。失敗は自分の実力も有れば、実力ではなく様々な原因が重なって不意に運悪くと言うこともあります(実際そう言った人も見てきています)。なかなか思った様になる様でならないのが事業だと個人的には思っています。その中で失敗や成功を繰り返して、「継続」していくのが大事だとも思っています。

3年ぐらい前に知り合った若者がいつか事業をしたいと言うことで、出来る限りのアドバイスは毎回お会いした時にしています。現在サラリーマンと言うことで、リスク分散の観点からとりあえず「副業」でやってみることからを勧め、先日「副業」を始めたらしいです。とはいえ、やはり起業はリスクがついてきますので、いきなり退職して起業をすることはおススメしません(ただ、おススメしないだけで実際退職して起業している方を数多く見てきています)。

ここでよく聞かれるのが、「法人」と「個人」で事業をするとしたらどっちが良いですか?と言う質問です。始めるなら「個人」をおススメします。ただ、多いのはいきなり「法人」から始められる方です。法人には登記をしているため信頼が高いなどの法人のメリットがありますが、同時に損失でも法人住民税を支払うと言った様なデメリットも存在します。資金的にも余裕があり、見通しも良いのであればいきなり「法人」から始めても良いのかなとも思っております。どちらにしろ起業を考えている方は一度相談して欲しいところであることには間違い無いです。

このブログを書いている時(5日にこのブログを書いていますが、公開は7日になっています)にたまたまですが、3日の日本経済新聞の電子版の見出しで「補助金で年収500万円を保証し、起業を促す」と書かれている記事を発見しました。日本経済新聞の電子版を取っていませんので、内容については確認しておりませんが、非常に楽しみな政策となりそうですね。

起業については、まだまだ書きたいこと有りますが、今日はこの辺で。

ではでは。

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