税務の雑記。

おはようございます。大阪市西区の税理士・FP(ファイナンシャルプランナー)事務所、門田会計事務所です。

今週はゴールデンウィークも有って、平日が3日しか無いのでサラリーマンの方は非常に楽な一週間では無かったのではないでしょうか。また明日から休みですから…でも自営業の皆さんは、あまり休みなど関係無いかも知れませんが。

最近めまぐるしく税務が変わっていっているような気がします。法人税については減税方向(これはどうも国際的に見てもかなり低くし、企業誘致を薦めるようですね)、その他の税金については原則として増税方向だと思います。特に消費税、相続税、所得税については税率の変更など、目に見えて増税方向です。この方向が良い悪いはここでは書きませんが、暫くはこの方向性が続くものだと考えられます。特に大きく全員に影響があるだろうと考えられるのは、来年の10月に消費税が10%になる可能性があると言うことです。先月8%に上がったばかりだと思っている方も多いかも知れませんが、一応予定としては10%まで上がることが予定されております。この10%に上がることを忘れている方も多いのでは無いでしょうか。

次に影響があるのが、来年から変わる相続税では無いでしょうか。基礎控除が6割になり、相続人が2人の場合4,200万円以上の資産が有れば原則として相続税がかかってくるようになります。この為今まで相続税がかかってきていなかった人も相続税の対象となります。もし、ご自分又はご家族の方で相続税の対象になりそうな方がいらっしゃったら顧問税理士にご相談下さい。相続前と相続後の対応で大きく税金に差が出ることがあります。特に相続前に対応することによって、大きく節税出来ることも有ります。その辺りは顧問税理士と相談の上対応してみて下さい。所得税については高所得者が増税の方向です。税率が来年から最高税率45%となり、給与所得控除の上限も少しずつ下げられています。

この様に多くの制度がここ数年で変化しようとしています。詳しく知りたい方はお近くの税務署又は顧問税理士にお聞きすることをおススメします。

今日は短いですが、少しだらだらと書いてしまいましたので、この辺で。

ではでは。

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