年末調整。

こんばんは。大阪市西区の税理士・FP(ファイナンシャルプランナー)事務所、門田会計事務所です。

今年もあと半月で終わりですね。今年は当事務所はバタバタしておりまして、「あっ」と言う間に終わった様な気がします。もうボーナスも支給されたところが多く、皆さん最後の給与の年末調整が気になるところでは無いでしょうか。少しずつ様々なところについて、当事務所も年末調整の処理をしています。生命保険の控除証明書や社会保険料の控除証明書が今になって無いという方もちらほら聞きます。再発行出来ますが、少し時間がかかります。再発行をしてもらうと同時に証明書として間に合わなかったときの為に、支払った領収書等を添付する様にお願いします。

年末調整についてですが、昨年も書いたかも知れませんがたまに勘違いされている方がいらっしゃいます。必ず年末調整の還付金が発生して、いつもより手取りが多くなると言うわけでは有りません。年末調整は1年間の税金を計算して、各月に徴収した金額と最終的に支払う金額が合っているかどうかを確かめる制度です。ここで徴収した金額が少なければ、12月の給与で更に徴収することになるので、実際は12月の給与の手取りが下がる事になります。また、年間を通して一度も源泉所得税を徴収されていない人については、当然ですが年末調整をしても還付金が発生しません。これは確定申告の時期に医療費控除をする方にも共通の話です。年末調整で全ての源泉所得税が還付された場合、当然の事ですが医療費控除を確定申告の際にされても税金は還付されません。ただし、金額によっては来年に課税される住民税が安くなる場合が有りますので、一度その辺りは確定申告相談会場に行かれて相談された方が良いかもしれません。

今日はこの辺で。

ではでは。