第2号(2025年11月号)
ごあいさつ
こんにちは、門田会計事務所です。
いよいよ年末が近づき、会社にとって大きな事務作業の一つ「年末調整」の時期がやってきました。
経営者や総務担当者の方に向けて、実務対応のポイントを整理しました。
今月のワンポイントアドバイス
年末調整の実務対応チェックリスト
年末調整は「従業員の所得税の精算」という側面と同時に、会社の信頼性にも関わる業務 です。提出遅れや記入漏れがあると、税務署からの指摘や従業員とのトラブルにつながることもあります。
実務対応で押さえておきたいポイント
- 書類配布と回収
- 扶養控除等申告書、保険料控除申告書、配偶者控除申告書などを11月中に配布
- 控除証明書(生命保険・地震保険など)の添付確認を徹底
- 住宅ローン控除の確認
- 初年度は従業員本人が確定申告する必要あり
- 2年目以降は年末調整で対応可能
- 給与台帳との突合
- 扶養親族数や給与額に誤りがないか確認
- 社会保険料控除の金額も一致しているか要チェック
- 提出期限の管理
- 回収は11月中に完了 → 12月給与計算とあわせて処理
- 法定調書合計表や給与支払報告書は翌年1月末まで提出
税制改正について(令和7年分 年末調整の留意事項)
今年の年末調整では、以下の点に注意してください。
- 新たに扶養控除の対象となる親族等がいないか確認し、該当があれば「扶養控除等(異動)申告書」を提出してもらう。
- 特定親族特別控除を希望する従業員からは、「給与所得者の特定親族特別控除申告書」を提出してもらう。
- 改正後の基礎控除額や給与所得控除額を用いて計算する。
※ いずれも「去年と同じでよい」と思わず、改正点を押さえて確認することが大切です。
事務所からのお知らせ
当事務所では、年末調整の書類確認や法定調書作成についてもサポートを行っています。
「人手が足りない」「改正点が不安」という場合は、お気軽にご相談ください。
今月のひとこと
年末調整は毎年の作業ですが、従業員の状況や税制改正により必要な対応は変わります。
丁寧なチェックが、会社と従業員双方の安心につながります。
