東京研修(研修編)

こんばんは。大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所です。

先日「地方公共団体外部監査制度」の研修を受ける為に東京まで行っていました。

地方公共団体の外部監査制度ってご存知ですか?

地方公共団体とは「市」や「町」「村」などの事を指します。

中核市以上は法律によって必ず付けないとダメなんですが、その資格者が税理士・弁護士・公認会計士の国家資格保持者及び公務精通者に限られています。

元々外部監査が無くとも、地方公共団体は監査人が居るので監査の制度自体は有ります。が、これが機能していないのです。監査人自体の質の問題(監査人になっても別の部署に移動になる事によって「監査する側」が「監査される側」に回るので、専門性が取れていない)、また地方公共団体の機関の一部となっているため独立性が乏しい事が問題として挙げられています。

その為外部監査に頼ると言う方法が出てきたのです。

ただ、現状の問題点として外部監査を入れても不正経理が無くならないと言う点は存在します。これは様々な理由が有りますが、一つとして監査人や外部監査にかける予算が減っている事が挙げられます。

地方公共団体としては、監査に対してお金を払ってもプラスになる部分は無いと言えます。今の世の中どこの地方公共団体も厳しいです。ただ、監査には人数が必要で有り、お金をかける必要が有るのも確かです。なので監査人や外部監査を受ける人達は、公金で仕事をしており「誇り」と「責任」を持つ事が大事です。

と言う研修の内容でした。

研修について詳しく書くともっと長々と書いてしまいますので、今日はこの辺で・・・

次回は「旅行編」で書いていきたいと思います。

講師

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FP講師(神戸)終了。