ABL

ABLってご存知ですか?

「Asset Based Lending」の略で日本語では動産・売掛金担保融資となります。

在庫や売掛金等を活用する資金調達の方法です。

近畿税理士会のトピックスで取り上げられていました。

と言うのも中小企業は土地や建物を持っていない会社も多く存在します。

ですので、在庫や売掛金等を担保にする事によって金融機関より資金を借り入れる事が出来る様にしている制度です。

この融資を受けた場合は定期的に金融機関に在庫・売掛金等の状況を報告する必要が有ります。

認定経営革新等支援機関の研修に行った時、特に資金繰りに関しての項目が多かった事を覚えています。

とある信用金庫の方とも話していたのですが、現在金融機関は担保等でお金を貸す事も有るが、担保以外でもお金を貸す事が増えてきている様です。特に重要になるポイントは、将来にキチンと返してくれるかどうかの経営計画で有り、その企業が持っている潜在能力で有ると仰ってました。

その為の「客観的な」経営計画や事業計画が必要で、これを作るのが認定経営革新等支援機関の仕事でも有ります。

事業計画の中で返済計画を立てていく事になります。その客観性等が認められた場合、必要な資金は金融機関が貸してくれると仰ってました。

昨日は大幅に株価が下がり今日も乱高下を繰り返してましたが、今日本経済は良い方向に進んでいると思われます。

金融機関よりお金を借りる事で、事業の拡大をはかり日本の社会に貢献していただける様な会社を多く見ていきたいものです。勿論その為の支援として財務面を見たり税務面でのアドバイスをしたりするのは当事務所がする予定です。

ただ一つ注意が必要なのは、先日ブログで書きましたが会計上借入金の返金は「経費」では有りません。ですので、利益とキャッシュフローの差が生まれます。

少し最初の話から中身がズレて来ましたね。今日はこの辺で。

ではでは。

 

大阪市西区税理士FP事務所、門田会計事務所。

所得税法人税消費税贈与税相続税申告税務相談。経理・記帳代行の会計相談。家計相談等のファイナンシャルプランナー相談。その他簿記・FP・証券外務員・ビジネス実務法務等の各種検定の講師等については当事務所まで。

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