税務雑記

こんばんは。大阪市西区の税理士・FP(ファイナンシャルプランナー)事務所、門田会計事務所です。

法人税率が下がるかどうかと言う議論が活発になっていますね。20%台にすると言う話の様ですが、29.9%も20%台なので、どれぐらい下がるかもかなり未知なところが有りますね。ただ、国際社会と合わせていくため法人税率は引き下がるものだと考えられます。だからと言って減税になるかと考えると早計の様な気がします。実際に外形標準課税を中小企業にも適用する話も出ていますし、更に租税特別措置などを整理して課税ベースを拡大する議論も出ていますし、結果的には減税に向かわない可能性が有ります。

ここ最近の流れでは、法人税が減税に向かいその他が増税に向かうと言う流れでしたが、法人税が減税にならないとするとかなり厳しい話になってきます。ただ、実感としては4月に上がった消費税についてあまり影響は無い様です。消費税が上がったことによって、消費が落ち込んだと言う話はあまり聞いていません。ただ、街を歩いてみると、この消費税の増税に伴って便乗して値上げするところも少し有ったようですね。これは消費税に伴って値上げしたのか、単に原材料費が上がったため値上げしたのか分からないので、一概に便乗だとは言えませんが。実際に数年前と比べて原材料費も上がっているとの話も聞きます。もっともこの原材料費の影響を受けたのが自動販売機ですね。もう缶ジュースの値段が130円になっているところも有ります。

住民税も今年度から少しだけ均等割が上がっています。これは震災の復興財源に充てられる予定で上げられたものです。これに関しては増税と考えるのは少し間違っているかもしれません。ただ、この期間が10年と長いものですので、もう少し大きく増税して短く出来ないものかと思います。これは所得税についても同様に言えることですが…

少し愚痴っぽくなってきたので、今日はこの辺で終わりたいと思います。

ではでは。

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