租税教育研修

こんばんは。大阪市西区の税理士・FP(ファイナンシャルプランナー)事務所、門田会計事務所です。

昨日近畿税理士会の方で、租税教育に関する研修を受けてきました。

租税教育テキスト

租税教育講義用テキスト

基本的には高校生が中心の租税教育ですが、高校生に限らず大学生や小中学生も対象にしています。昨年も同様の研修を受けてきました。2020年に高校の教科として新しい科目「公共」と言う科目が出来るようです。そこの一部として税の仕組み等を学ぶ機会が有るようです。その時にゲストティーチャーとして税理士が招かれることもあるようです。

それとは別に2年ほど前に租税教育に力を入れると言うことが閣議決定してから、当業界もかなり租税教育に力を入れています。そもそもですが、これからの社会を担う若者達に租税の仕組みや考え方、どう言う社会を作っていくかを教えていく必要が有り、その中でもこの租税教育は必要不可欠だと考えています。租税についての考え方は、数学などと違って答えが有りません。自分で思った事が答えになってきます。それを考えるきっかけを与えるのが租税教育なのです。勿論、租税についての計算においては計算の仕方が有るので答えが有りますが、それはここで言う租税教育には入ってきません。

租税についての計算においては、経営的な側面が強く、高校生等に考えてもらうものでは有りません。ここでは国の財政を考えてもらう租税で有り、経済的な側面が非常に強いです。

この税理士が教える租税教育について「母校」での教育が原則となっています。ただ、高校もカリキュラムがパンパンみたいでなかなか受け入れてくれるところも少ないのが現状の様です。特に進学校になると一コマでも厳しいかも知れませんね。私の母校は進学校でも無かったと思うので、もしかしたら受け入れてくれるかも知れません。ただ、母校出身の税理士さんも何人が存じ上げておりますので、他の税理士さんが担当するかも知れません。どちらにしろ租税教育が広がっていくことは良いことだと思っております。この活動が広がっていって欲しいですね。

今日はこの辺で。

ではでは。

税務

前の記事

最近の税務と雑記
起業

次の記事

起業予定者