一般社団法人

こんばんは。大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所です。

最近よく「一般社団法人だから安心」と耳にする事が多いです。

いつも「?」となってしまいます。昔の民法の社団と勘違いしている人が多い様に思われます。昔の民法の社団は公益性が高く安心が出来ると言っても過言では無いと思います。しかし、現行法による「一般社団法人」は配当は出来ないものの株式会社の様な営利性の高い法人と何ら変わりが無いと思います。むしろ自分は株式会社の方が資本金を登記するので信頼が高いと思っています(資本金が少なくとも財産の担保で有ると考えた場合)。

一般社団法人から公益成りをして公益社団法人に変わるとそうでは無いのですが…

ただ、一般財団法人の場合は資本金の様なものを300万円入れる必要が有り、財産が有る分少し信頼は有ると考えられます。

公益性の高い法人は、NPO法人、「公益」社団法人、「公益」財団法人で有り、一般社団法人、一般財団法人は営利企業と何ら変わりが無いと考えていた方が良いと思われます。

昔とは少し違う制度になっていますので、その辺注意が必要となってきます。

皆さんも「一般社団法人だから公益性が高いから」と言う言葉には騙されないで下さいね。昔の社団とは違いますので…

税理士

前の記事

仕事納め
起業

次の記事

2つの不思議