ファイナンシャルプランナーの協会
ファイナンシャルプランナーのと言う資格をご存知ですか?
主な業務は家計の相談や保険の見直しなどになります。
このファイナンシャルプランナーの資格については国家資格で有るファイナンシャルプランニング技能士1級~3級(以下FP技能士1級~3級)と民間資格であるAFP、CFPとなります。
これらの試験は一般社団法人金融財政事情研究会(以下きんざい)と日本ファイナンシャルプランナーズ協会(以下日本FP協会)とが行っています。
AFPやCFPは日本FP協会の資格になります。
また、FP技能士でもどちらの協会で試験が受かったかによって名前が少し異なります。
例えば、FP技能士1級の場合は日本FP協会で受かった場合はFP技能士1級(資産設計提案業務)となり、きんざいで受かった場合はFP技能士1級(資産相談業務)となります。
どちらか片方だけでFP技能士1級と名乗れるので片方だけ持っている人が多いのが現状です。
また、別に資格が無くともファイナンシャルプランナーと名乗る事が出来ます。ただ、持っている人は多いですが…
何級で有ってもファイナンシャルプランナーとしての箔が有る為か、3級や2級でファイナンシャルプランナーと名乗っている人も居ます。
そんなファイナンシャルプランナーの業界ですが、必ず日本FP協会やきんざいに入会しないとダメなのか?と言えばそうでは有りません。
AFPやCFPを維持する為には日本FP協会に入会する必要が有りますが…
別にどちらかの会に入会する必要が無くファイナンシャルプランナーとしての業務は出来ます。
ただ、きんざいや日本FP協会に入ってると情報等は回ってきますので、入ってても良いかもしれません。
ではどちらがオススメなのか?
私はどちらの協会にも所属した事が有ります。
日本FP協会はAFPで有れば年間12,000円、CFPで有れば年間20,000円かかります。
きんざいは正会員や準会員Aなら年間10,080円、準会員Bなら年間7,560円、準会員Cなら年間3,780円します。
私自身の感想は断然きんざいの方がお得です。年間10,080円で特典が非常に多いです。ハンドブックやシステム手帳の中身や定期雑誌などになります。
一方日本FP協会の方はAFP、CFPのどちらでも定期雑誌のみになります。
その定期雑誌の内容も日本FP協会の方は広告が多くを占めているのですが、きんざいの方は勉強になる記事が9割ぐらい占めています。
ファイナンシャルプランナーを名乗るので有れば、自分自身のコスト管理もする必要が有るので、私は日本FP協会の方を退会させていただきました。
まぁこれは個人的な意見なんですが、お客さんの立場からして、メリットが無いものにコストをかけるファイナンシャルプランナーにアドバイスが欲しいとは、とてもじゃないけど思えないのです。
ちょっと最後は日本FP協会の批判になってしまいましたが…元CFPとしてはちょっと言いたくなりまして…
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
所得税・法人税・消費税・贈与税・相続税の申告・税務相談。経理・記帳代行の会計相談。家計相談等のファイナンシャルプランナー相談。その他簿記・FP・証券外務員・ビジネス実務法務等の各種検定の講師等については当事務所まで。