年末調整の準備。

いつの間にかもう11月になっていたのですね。今年もあと2ヶ月ですね。皆さん今年はどんな年でしたか??

年末が近付いてくると当事務所でも気になるのが、「年末調整」です。年末調整とはサラリーマンの確定申告と考えるのが最も考えやすいのかなと思います。サラリーマンの方は税金の計算が容易なので簡易版の年末調整で済ませる事が出来ます。

年末調整は確定申告の簡易版なので、控除出来る所得控除が扶養控除、配偶者控除、生命保険料控除等で、すべての控除が差し引ける訳では有りません。なので、例えば医療費控除をしたい時にサラリーマンが確定申告をするのはこの為です。住宅ローン控除については一年目は提出書類等が有るので確定申告をしなければなりませんが、二年目からは年末調整で控除する事が出来ます。

そんな年末調整ですが、先月ぐらいから色々資料が家の方に届いているかと思います。生命保険会社から届いた生命保険料控除証明書、損害保険会社から届いた地震保険の控除証明書、住宅ローンの年末残高証明書などがこれに該当します。基本的に再発行までは時間がかかりますので、届いたら無くさない様にして下さい。

また、来年分の扶養親族の申告書等も書いて出す必要が有りますので、皆さん間違えずに会社に提出して下さい。

間違ってしまった場合や、年末調整後に子供が生まれた場合(扶養控除には影響が有る場合と無い場合が有りますが…)や、子供が就職して扶養から外れた場合などについては、年末調整をもう一度やり直すと言う制度も有るので、一度会社の方に相談してみて下さい。

年末調整は税金の計算の作業で必ずしも還付金が発生するわけでは有りませんので、12月の給料が必ず多くなると言う錯覚に陥らないで下さいね。

ではでは。

 

大阪市西区税理士FP事務所、門田会計事務所。

所得税法人税消費税贈与税相続税申告税務相談。経理・記帳代行の会計相談。家計相談等のファイナンシャルプランナー相談。その他簿記・FP・証券外務員・ビジネス実務法務等の各種検定の講師等については当事務所まで。

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