相続税の最高税率が上がる?
こんばんは。大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所です。
相続税の最高税率が上がるかもしれないと言う話も出てきている様です。
消費税を上げるので富裕層に対する増税らしいですね。
累進課税(所得が上がる事に税率が増加)の相続税や所得税は一般的に「垂直的公平」と呼ばれ、高所得者層・富裕層に大きく負担がかかる様になっています。
比例税率(一定の税率)の消費税(法人税もですが、ここで取り上げるとややこしくなるので、取り上げません)は「水平的公平」と呼ばれ、一律にかかるので低所得者層に厳しいと言われています。
様々な考え方は出来ます。高所得者の方が消費量や嗜好品(高価な物)を買うので有れば、それだけ負担が増えると言う事でも有るので、一概に低所得者のみが負担と言う訳では有りません。
ただ、所得=消費+貯蓄が経済学の原則ですが、「消費」の税率が上がったと言う事で貯蓄に回す事になりかねません。そこを補足する税金が相続税と言う事になり、その部分について税率が上がったとも考えられ・・・
あまり色々書くと混乱しますので・・・今日はこの辺で。
最近、ちょっと固い話ばっかりですね。
次回はもう少し柔らかい話を書きます。