成年後見人研修
先日、近畿税理士会で開催している成年後見人のDVDの研修に行ってきました。
机が無く前から椅子がいっぱい並んでおり、研修室が満員となっていました。
私は、少し早めに席を取り一番後ろでDVDを鑑賞させていただきました。
今回の研修は弁護士さんの話で「憲法」「民法」の話です。大変勉強になりました。
憲法が考えている人間像や憲法の在り方。民法が考えている人間像や民法の在り方。
憲法・民法と少しかじった事の有る私も新たな発見が有り、面白かったです。特に「請負契約」と「委任契約」の違いは「えっ。そうなんや。」と思う程納得させられてしまいました。
「請負契約」については原則として「完成」する事が責任で有ると言う事らしいのです。つまり「結果」に対して責任を持つと言う事らしいのです。「委任契約」については原則として「仕事をする」事に責任が有るらしいのです。つまり「過程」に対して責任を持つらしいのです。
だからこそ「委任契約」は有償・無償問わず善管注意義務が有る様です。
また、憲法は「国民」を縛る法律では無く「国家」を縛る法律らしいです。憲法以外の法律については国会で決められますよね。要するに多数意見で決められる様になっています。ここに間違いが生じた時何が縛りをかけるかと言うと「憲法」です。つまり少数意見を吸い上げているとも考えられる様です(実際は憲法改正も多数派によって変えられますが…)。
しっかりとした方向性を見失わない為に憲法が有る様です。
たまに税法以外の話を聞くと面白いもので、ついつい真剣に聞いてしまいました(笑)。
しかし、これが研修室では残念ながらマナーの悪い税理士が居まして(99.9%ぐらいはマナー悪くないのですが)、一番後ろ私が座っていたのですが、勝手に隣の椅子を持ち出して更に後ろに座ったり、始まって数分で帰ったりする人が少なからず居ます。
始まって数分で帰る人は多分、後に研修時間自分で減らしているのでしょう。減らしていないと架空になりますから…
なかなか税理士会の職員もそういう人を注意出来ないと思うのです。ホントマナーの良い人が多いのですが、一部の悪い人のせいで他の人までマナーが悪いと思われるのは心外な事です。
正直、注意しようかなと思ってしまいました(笑)。
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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