税理士試験

先週の金曜日第63回の税理士試験の結果が公表されましたね。ここ最近電車に乗っていると税理士試験の税法の本を読んでいる人とよく一緒の車両になります。見ていると自分の受験時代を思い出します。

今回の税理士試験ですが、若い人に一部合格者が多くて大体31~35歳と41歳以上の(全科目)合格者が多いみたいです。それでも25歳以下が60人(全科目)合格者居ます。世の中には沢山賢い人が居るみたいです。

傾向としてはやはり簿記論と財務諸表論の合格率が20%付近と高くなっています。必修ですからこれが受からないと税理士試験が進みません。計算力が非常に大切になる科目ですので、基本的には若い時に受かるのが良いとされています。ですので、これから税理士試験を受けようと思っている皆さんは、まず簿記論と財務諸表論から挑戦してみて下さい。

全体的に見ると都市ではやはり首都圏と名古屋、大阪と合格率が高くなっています。絶対数が多いからか専門学校等設備が整っているからか分かりませんが、やはり三大都市は強いです。また、女性の割合は一部合格者では一部合格者の3割近く占めており、合格者では合格者の2割ぐらい占めています。ちなみに受験者でみると2割強が女性受験者です。

ただそうは言っても、昨年から見てみると全体で受験者数が3,000人減っています。徐々に少なくなっていっているのかも知れません。それでも受験者は5万人近く居ますが…

税理士制度の保持の為には定期的に税理士が生まれるのが望ましい形なので受験者が増えていって欲しいですね。今年は905人の方が全ての科目を合格し税理士となる資格を得た様です。皆さんこれから同業者として宜しくお願いします。

ではでは。

 

大阪市西区税理士FP事務所、門田会計事務所。

所得税法人税消費税贈与税相続税申告税務相談。経理・記帳代行の会計相談。家計相談等のファイナンシャルプランナー相談。その他簿記・FP・証券外務員・ビジネス実務法務等の各種検定の講師等については当事務所まで。

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