法人成りブーム到来?
先日、知り合いの行政書士さんから起業に関する質問を承りまして、ふと気付いた事が有ります。
内容は個人事業が法人成りすると言う話だったのですが、その中でとても興味深い質問を受けまして…
「いつ頃法人成りした方が良いか?良い時期って言うものが有るのかどうか?」
と言う質問でした。
様々方法は有りますが、消費税を現在払っている個人事業が法人成りするタイミングで一番良いのは「平成26年の3月(1日以外の日)に立ち上げて決算期を2月末にする」事だと思います。
消費税の免税期間の2年を8%になる期間で有効的に使うのが法人成りをする上では必要なのかなと思いまして、その旨を知り合いの行政書士さんにはお伝えさせていただきました。
確か、新規設立について改正が入るのは大会社の子会社の場合など条件付きだったので、その他の新規設立には以前と同じ規定のままです。
恐らくこの消費税の増税に乗じた個人事業から法人成りする事業が増えてくるのでは無いかと思います。
法人成りブーム到来ですね(笑)。
ただ、法人にした方が良いかどうかの判断は非常に難しいです(様々なメリットが有りますが、逆に様々なデメリットも有ります)。
今回のケースは法人成りを決めていたので、当てはまります。
これを読んで法人成りを考えた人は、一度ご相談下さい。実際に制度自体どうなるかも分からない状態なので長期的に見ていく必要も有ります。また、上記で書いた様に法人にはメリットも有りますがデメリットも存在します。一度これらを検討する必要が有ります。
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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