オフショアって何??その1
そういえば今日の話とは関係有りませんが、明日大阪地裁で注目の裁判の判決が出るそうです。当たった馬券から外れた馬券を経費として控除出来るかどうかと言う裁判です。おそらく明日の新聞(夕刊?)でこの話が出てくると思います。この件も(一時所得か雑所得かと言う点も含め)非常に注目しています。
また、どうなったかは明日か明後日のブログで書こうと思っています。
今日は全然違う話です。オフショアって何?と言う話です。
この分野については管理人自身も勉強中なので、何回かに分けて勉強した分を書いていきたいと思います(今日その1を書きましたが、明日その2を書くとは限っていません)。
オフショアとはウィキペディアによると…ショア(shore)つまり岸から離れている事(off)を言うらしいです。
ここから、転じて沖合いや本拠から外の海外の事を指すらしいです。
IT業界の知り合いの話によるとオフショアはIT業界ではわりと一般的な言葉らしいのです。IT業界では海外企業にシステム開発を委託する事に使われています。ちょっと前まで中国やインドがオフショア先だったのが今はベトナムやブラジルに移行しているようです。
ただ、これには問題も抱えており、人件費が安いので海外に出す一方、言葉や商慣行の違いから上手いこと行かない事も多々あるらしいのです。
ではなぜIT業界で無い税理士がオフショアについて取り上げているのか?と言う話になります。
これは結構重要な事で、もう少し税理士同士でも情報の共有や知識の共有をしていかないとダメな分野かも知れません。
と言うのも…この「オフショア」については金融業界でも取り上げられています。オフショア→単純には海外移転→租税回避というロジックが成り立つのです。
<注意>当事務所の意見では有りませんが、私管理人の意見では租税回避=悪だとは思っていません(租税回避=善とも思っていません)。節税=白、脱税=黒では有りますが租税回避=グレーで有り、明確な答えは持っていません。中立的にそういう事も出来るのかという意見なだけです。
勿論、判断をしないと駄目な時は判断します。それは個人の責任として判断します。
どうも調べてみるとオフショア地域(租税回避地)に会社(投資会社?)を設立する事により税金を免税又は軽減する方法の様です。その会社に財産を移す事になります。それによって税金を回避しようとする方法です。
大分このオフショア取引には目を光らせており、法整備もかなりしっかりしているらしくもう少し具体的なところを見ていかなければなりません。
その2に続きます(大分具体的な事が分かってきたらその2を書きます)。
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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