ここ2、3日にあった税務関係のニュース
ここ2、3日少し忙しくてブログの更新を「書き溜め」してた物を使っていました。
その為最新の事はあまり書いていません。
2、3日色々な税務関係のニュース有りましたね。外れ馬券の訴訟について、大阪地検が控訴する方針で有ると言うニュースや…財務省が税制改正について記載ミスをしていたニュース…
そうです。特に大事なのは後半に書いた分。財務省が税制改正について記載ミスをしていたニュースです。
税制改正大綱や財務省や国税庁の広報等で説明していた内容と実際に国会を通った税制改正の条文と違っていました。この記載ミスとなっていた部分が条文通りに税制が変わる事になります。
具体的に何処が変わったかと言うと以下の通りになります。
平成25年度税制改正の内バリアフリー改修に係る投資減税に条文との齟齬が有りました。
平成26年4月より消費税が上がる関係上、当初の予定では…
居住年が平成25年1月~平成26年3月まで→改修工事限度額150万円、控除率10%、最大控除限度額15万円
平成26年4月より→改修工事限度額200万円、控除率10%、最大控除限度額20万円
とする予定でした(税制改正大綱等)。
しかし、税制改正の時点でここの附則の部分(平成25年1月~平成26年3月までは減額すると言う部分)を出し忘れており可決したので、
平成25年1月より→改修工事限度額200万円、控除率10%、最大控除限度額20万円
となりました(税制改正時点)。
これを受けて条文通りに税制改正大綱等も合わせて修正する事になったというのが過程です。
非常に珍しいパターンですが、今年からこの規定は適用しているので(既に適用しています)、気をつけておかなければいけない部分でも有ります。
ではでは。
大阪市西区の税理士・FP事務所、門田会計事務所。
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